第9回 RC301「 日本の電子実装産業の復活を目指す,電子実装の信頼性と熱制御に関する研究分科会 」 開催案内

                   RC301 研究分科会主査  池田 徹

 

日時:1月31日(金)13:30〜16:30 

Cisco Web ex によるネット配信. 

 プログラム 

1. 三菱電機のパワーモジュール開発の動向 (13:30〜14:30)  
     別芝 範之 (三菱電機株式会社)

 三菱電機では、重点成長事業の一つとしてパワーデバイス事業の強化に取り組んでいる。
 パワーモジュールの構造設計、パッケージング技術を自社で開発しており、接合材、配線部材、
 封止部材、絶縁・放熱部材等の材料を各材料メーカーと共に開発している。今回の発表では、
 パワーモジュールのパッケージング技術について、学会や当社の三菱電機技報で報告した内容を
 元に最新の動向について説明する。 

 
2. 大規模構造解析ソフトウェアADVENTUREClusterの概要及び電子部品への適用事例 (14:30〜15:30)
  蒋 時宜 (SCSK株式会社) 

 SCSKが提供するCAEプロダクト群の中でも、当社グループ企業であるアライドエンジニアリング社 が開発した革新的な構造解析ソフトウェア、ADVENTUREClusterをご紹介いたします。 このソフトの特性は、電子部品や半導体の解析分野でそのその能力を発揮します。 解析事例として、「はんだボール疲労寿命評価」と「多層プリント基板熱変形解析」の2つを 通じて、具体的な技術課題に対する解決手法をご紹介します。 

3. 定常法による接触熱抵抗評価手法の高精度化と熱抵抗低減技術 (15:30〜16:30)   
  結城 和久 (山口東京理科大学)

 車両系のインバータなど、パワー半導体の実装では高発熱密度化に よってヒートスプレッダ、接合部材等で発生する熱抵抗が顕在化する。 本講演では、接触熱抵抗評価の高精度化とロータス膜を用いた 新しい熱抵抗低減技術について紹介する。

 

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