第8回 RC301「 日本の電子実装産業の復活を目指す,電子実装の信頼性と熱制御に関する研究分科会 」
開催案内
RC301 研究分科会主査 池田 徹
日時:12月20日(金)13:30〜16:30
場所:富山県立大学 射水キャンパス
対面およびCisco Web ex によるネット配信.
プログラム
1.11時~12時 富山県立大学 研究室見学会
(中川研,畠山研,木下研,木伏研)
昼休み:12時~13時30分
講演会:13時30分~16時30分
2.講演1:ボトムターミネーション部品の高信頼性実装プロセスの検討 (13:30〜14:30)
岡本 佳之(コーセル株式会社)
はんだフィレットが形成されないボトムターミネーション部品では熱疲労はんだき裂の進展経路が短いため比較的短寿命である。
本取組みでは、熱疲労試験を行いX線CTによる断面観察からはんだ寿命に影響する設計因子を選定し、各種ばらつきも考慮した
FEMによって寿命向上となる実装設計指針を明らかにしたので紹介する。
3.講演2:エポキシ樹脂の非線形粘弾塑性挙動を表す数値シミュレーション (14:30〜15:30)
高橋 航圭(北海道大学)
エポキシ樹脂は典型的な封止材であるが、応力ーひずみ関係の非線形性や粘弾塑性挙動をバネとダッシュポットの組み合わせで
精緻に表すのは容易ではない。本講演では、ダンベル型エポキシ樹脂への負荷除荷過程を対象に、内部状態変数による構成関係に
よって応力ーひずみ曲線のヒステリシスループを精度よく再現した例を紹介する。
4.講演3:ナノサイズの金属単結晶の疲労強度測定と強誘電材料の力学的ドメインスイッチング観察
澄川 貴志(京都大学・Web参加)
数百nmおよび十nmサイズの金属単結晶を対象とした繰り返し負荷試験の結果およびナノサイズのチタン酸バリウム単結晶への
曲げ負荷による力学的ドメインスイッチング現象の観察結果を紹介する.
【見学申込】
見学をご希望の方は,
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をRC301幹事・小金丸(koganemaru(at)mech.kagoshima-u.ac.jp)までご連絡ください。(at)を@に変えてご送信下さい.
研究会への参加をご検討いただくため,1回に限り,無料で見学していただけます.