第4回 RC301「 日本の電子実装産業の復活を目指す,電子実装の信頼性と熱制御に関する研究分科会 」 開催案内

                   RC301 研究分科会主査  池田 徹

 

日時:7月29日(月)13:30〜16:30 

Cisco Web ex によるネット配信. 

 プログラム 

 1. 真空紫外光照射によるエポキシ系樹脂の表面改質と樹脂/樹脂間の密着性評価 (13:30〜14:30)
    齊藤 丈靖 (大阪公立大学)  

 波長172 nmの真空紫外光照射によるエポキシ系樹脂やマレイミド系樹脂表面の変化について、 赤外分光やX線光電子分光で評価した。また、照射の有無による各樹脂とポリイミド間の 密着強度の変化を評価した結果について報告する。

2. 産業分野向け信号伝送用パルストランスのモデリング手法と設計への応用事例 (14:30〜15:30)
  濱本 悟朗 (株式会社日立製作所)

 産業分野向け制御機器のデータ通信には、高堅牢性・信頼性要求と長距離伝送実績の観点から、今日もRS-485が用いられている。一方、この絶縁伝送方式を採用した伝送路設計において、入手可能な基本情報を元に作成したカスタムメイドパルストランスの等価回路モデルは周波数帯域が不足し、波形良否の判断ができない課題があった。今回、パルストランスの広帯域モデリング手法と伝送路設計への応用事例を紹介する。

 3. 脈動流による強制対流熱伝達促進の1DCAE・MBD視点による評価 (15:30〜16:30)  
  福江 高志 (金沢工業大学))  

 "Society 5.0 with Carbon Neutral" の実現に向け,電子機器の冷却にも省電力化が求められた。自然界において散見される流れの脈動化に,定常流に比してポンプ動力に対する冷却能力を高められる可能性が確認された。著者らは,脈動流の冷却実装に向けた研究を進めている.本発表では昨今の成果の中から,MBDへの応用を企図した1DCAE的視点に基づく脈動流による強制対流熱伝達促進のモデリングを図った内容と,今後の展望について紹介する。

 

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