日時:6月27日(月)13:30〜16:30
Cisco Web ex によるネット配信.
プログラム
1. 水冷モジュールの高精度な過渡熱インピーダンス測定とパワーサイクル寿命のオン時間依存性 (13:30〜14:30)
山内 浩平 (富士電機株式会社)
車載用直接水冷モジュール内の熱インピーダンス評価にT3Sterを使用した事例を紹介する。チップに内蔵された温度センサを使用し、解析精度を向上させた。またパワーサイクル試験の通電時間と寿命の関係を評価し、結果を紹介する。
2. 脱炭素化社会に貢献する集積化パワーエレクトロニクス技術 (14:30〜15:30)
高橋 良和 (東北大学)
脱炭素化社会の実現、エネルギーの自給自足を目指し、化石エネルギーから再生可能エネルギー、ガソリン車からEV、など様々な取り組みが加速されているなか、それらの実現を支えるパワーエレクトロニクス技術が益々重要になってきている。本講演では、ワイドバンドギャップデバイスの優れた性能を極限まで活かすことにより、次世代インバータおよび電源の小型化、高性能化、高効率化の実現を目指した集積化パワーエレクトロニクス技術に関する研究開発の取り組みを発表する。
3. 製造業でのDX化促進のためのマルチフィジックスシミュレーション
~CAEのアプリ化、実験や製造のばらつきを取り込んだ機械学習の活用連携のご紹介~ (15:30〜16:30)
米 大海,中野 智宏 (計測エンジニアリングシステム株式会社)
近年の最適化技術や機械学習などの発展により、現実の複合的な問題を加味できるマルチフィジックスでの数値解析が製品開発や製造プロセスのあらゆる方面にますます浸透してきています。本講演では、最新マルチフィジックス解析環境COMSOL Multiphysics(R)、解析アプリの展開及び、不確かさを定量化するための機械学習ツールSmart UQの概要と事例を紹介することで、数値計算技術による課題解決及び組織・プロセスのDX促進の可能性を示します。
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