第12回 RC294「 低炭素社会実現に向けた電子実装と熱制御に関する研究分科会 」 開催案内

                   RC294研究分科会主査  池田 徹

 

日時:5月16日(火)13:30〜16:30

Cisco Web ex によるネット配信. 

 プログラム 

 1. フレキシブル印刷配線とコバルト薄膜配線のエレクトロマイグレーション損傷 (13:30〜14:30)
  笹川 和彦 (弘前大学)

  フレキシブル配線としてAgナノ粒子インクやグラフェンインクの印刷配線が用いられている。
また、次世代の金属薄膜配線としてコバルトが注目されている。
これらの高密度電流下におけるエレクトロマイグレーション損傷について報告する。

2. リフローはんだ工程の熱流体シミュレーション(経過報告) (14:30〜15:30)
  中川 慎二 (富山県立大学)
 
  リフローはんだ付け工程の熱流体シミュレーションの進捗状況を報告する。
高粘度のはんだペーストから溶融した低粘度はんだの流動をシミュレートするための問題点について議論する。
オープンソース熱流体解析ソフトウェアの最新動向や,固液相変化,液表面の薄膜再現方法などについても紹介する。

 3. 半導体パッケージのコンパクト熱モデルの概要とICT機器及びパワエレ分野への適用検討 (15:30〜16:30)   
  西 剛伺 (足利大学)  

  半導体の温度予測を行うためのシミュレーションモデルとして,コンパクト熱モデル(Compact Thermal Model、以下、CTM)がある。
CTMは,半導体メーカ各社の知的財産を含む内部構造をブラックボックス化しつつ, 高速かつ(構成によっては高精度)に温度予測を行う手段として提供されている。
しかし,その概念等について十分理解されているとは言い難い。本発表では,半導体パッケージのCTMの概要を説明し,ICT機器及びパワエレ分野への適用検討について報告する。

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